葬儀に参列する場合気を付けるのは、宗教、香典、服装です。訃報を聞いたら、宗教を確認し香典袋を用意します。わからない場合は御霊前が無難です。香典の紙幣は新札は避けます。これは不幸を予期して準備していたように感じるからです。
かと言ってあまりしわだらけのお札も気持ちが良くありません。新札を一旦折ってから香典袋に入れます。通夜はもとは親族や遺族だけが行う儀式でしたが、最近は仕事の都合などで通夜に参列する人も増えています。親しい間柄の場合は通夜と葬儀・告別式両方に参列します。
服装はブラックスーツが基本です。男性の場合、ワイシャツは白、ネクタイと靴下は黒です。女性の場合、黒のワンピースやアンサンブルが基本です。ストッキングは黒です。バックや靴は黒の光沢のない物を選びます。アクセサリーは結婚指輪程度にします。
傘やハンカチも地味な色のものにします。通夜、葬儀・告別式とも開始時間より早めに到着するようにします。遅刻は厳禁です。携帯電話の電源は切っておきます。
葬儀は一般的にとてもお金がかかるものですよね。家族葬のような小さな葬儀ならそれほどお金はかかりませんが、参列者を集めて盛大に行う葬儀なら、それこそ費用は数百万円にも上ります。香典があるために単純に数百万円すべてが経済的ダメージになるわけではありませんが、それでもかなり大変な額です。
こうした巨額な葬儀費用で困ることがないように、生きているうちから準備をしておくといいでしょう。葬儀費用を貯金しておくのもいいですが、それよりももっと確実な方法があります。それが、保険に入っておくことです。
葬儀保険もいいですし、生命保険の中には葬儀代金も支払ってくれるタイプのものがあります。そうした商品を選んでおけば、遺族にお金の心配をさせずに済みます。最後の瞬間ぐらいは、家族に迷惑をかけたくないものですよね。
保険はそうした家族思いの人たちの味方になってくれます。